裕一とは?/ ディック
[ 1561] 長谷川裕一 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E8%A3%95%E4%B8%80
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この項目では漫画家の長谷川裕一について記述しています。同姓同名のその他の人物については長谷川裕一 (曖昧さ回避)をご覧ください。 主な作品に『マップス』『逆襲のギガンティス』『轟世剣ダイ・ソード』『機動戦士クロスボーン・ガンダム』『飛べ!イサミ』『クロノアイズ』などの漫画作品や、東映特撮作品のSF考証本『すごい科学で守ります!』がある。また、アニメ脚本家・ライトノベル作家・スーツアクターの長谷川勝己は実弟であり、兄のデビュー当初の頃にアシスタントを務めていたことがある。 千葉県立千葉東高等学校在学中に自主制作アニメ『スタージャッジ』を制作(ただし完成したのは高校卒業後である)。高校卒業後に松田一輝に師事した後、秋田書店の『月刊少年チャンピオン』1983年11月号掲載の「魔夏の戦士」で商業誌にデビュー。同誌などで数本の読みきり作品を発表した後、1985年に学習研究社が『アニメディア』増刊として刊行した『SFアニメディア』(後の『月刊コミックNORA』)創刊号で「マップス」を発表。作者は読みきりのつもりで描いたのだが、送られてきた創刊号に次号へ続く旨が書かれており、なし崩し的に連載することとなる[1]。同作の連載で知られるようになり、以来現在にいたるまで主に月刊少年漫画誌(あるいはマニア誌やメディアミックス漫画誌などと分類されることもある)で活動している。 デビューに前後して、人づてでテレビアニメ作品『超時空騎団サザンクロス』のデザイン(主に主人公達が着る甲冑、アーミング・ダブレットの足跡)を手伝っていたことや、タイムボカンシリーズの復活企画[2]用の主人公メカのデザインを手がけたことがある。同じ頃、小学館の依頼で『ドラえもん』の道具の内部図解をアルバイトで担当し、今ではそれがそのまま公式設定とされている。一番苦労したのはタイムふろしきの内部図解であったと後に述懐している(参考)。また、横山光輝が『元禄御畳奉行の日記』を漫画化した際にそのバックを手伝ったこともある。ちなみに長谷川裕一が横山光輝に会ったことがあるのはそのときの1度だけで、後に手がけることになる『鉄人28号 皇帝の紋章』の連載中に横山光輝が死去してしまったため、再度会うことはかなわなかった。 SF的ギミックを用いた正統派の冒険活劇ものを得意とし、他に例を見ないそのスケールの桁違いな大きさと荒唐無稽な世界観、にもかかわらずその大風呂敷をしっかりと畳みきれる構成の巧みさに定評のあるストーリーテラーである。同業者・関連業界関係者のファンも多い。また、オリジナル作品・原作つき作品のどちらであっても時に「長谷川節」とも呼ばれる独特な雰囲気を出すことに成功している。『逆襲のギガンティス』『ビクトリーファイブ』等に見られるように、クロスオーバー作品における違和感のなさも特徴である。 一方で、絵柄の好き嫌いが読者によってはっきりと分かれるという特徴もある。ネームやコマ割りの構成力はかなりあるが、どちらかといえば古風に位置する画風である(作者自身もこの点は認めている)。活動している分野の性格(「緻密な絵」や「萌え絵」が多いが没個性に陥りやすい)を考えると逆に目立っているともとれるが、それ以前に作品の中身で十分カバーできるだけの実力があるのである。 また、この特徴が幸いして「脱がし」を多用する割にはエロ系には程遠く(若干それに近い作品として『堕天使伝童羅』があるがあくまで例外的)、女性キャラが多い割にはいわゆるハーレムアニメ的な方向には展開しない。CGは単行本の表紙で極まれに使う程度である。いずれの特徴も初期から現在にいたるまでほとんど変わっていない。 筆はかなり速いほうで、過去には連載2本に加えて1ヶ月で単行本1冊まるまる描きおろすということをやってのけた時期もある(詳しくは『飛べ!イサミ』の項を参照のこと)。 漫画家の岡昌平[3]からは「宮崎駿、藤子・F・不二雄に次いで日本で3番目にスケベな漫画家」と評された。また、岡田斗司夫は「日本で2番目にオタクの心が分かっている漫画家」と評した。 近年では特撮評論家としての活動も行っており、テレビ東京系列番組「TVチャンピオン」2000年2月10日放送分「悪役怪獣・怪人王選手権」において優勝の栄冠を勝ち取っている。その活動の関連著作としてスーパー戦隊シリーズをはじめとした東映特撮作品のSF考証をテーマとした『すごい科学で守ります!(通称「すごかが」)』シリーズがある。漫画作品におけるそれ同様、クロスオーバーに成功している。1997年から毎年日本SF大会(長谷川裕一は常連参加者の一人である)で開かれる同名のトーク企画はいまや名物企画の1つである。ただし、すごかがに関しては元の設定を壊しかねないようなオリジナル設定の付加や少々ネタ切れぎみな点など最近は問題が出てきている。 1989年 ハイスピードジェシー ※斉藤英一郎の小説作品の漫画化作品。この作品のみ長谷川裕二名義。発表当時は「長谷川裕一の弟」という名目だった(実在の弟である長谷川勝己とは無関係である)。 日本ビクターから1991年9月27日に発売されたOVA。もりやまゆうじと共同で原作を担当。またこれに先駆けてマンガ版(原作・ネーム長谷川裕一、執筆もりやまゆうじ)が『月刊アニメV』に連載されたが、単行本化はされていない。 タイトーのPS2用RPG。プレイヤーが描いたラクガキで対戦するゲームで、開発スタッフの知人であった長谷川裕一がこの作品の最初のテストプレイヤーであった。また、本作およびシリーズ作品『天才ビットくん グラモンバトル』の本編中で対戦するラクガキも作成している。 1990年に発表された『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』は「ガンダム対イデオン」という一見するとイロモノ的な(担当編集者も企画を聞いた当初はギャグものだと思っていた)内容を大真面目に描いた、当時としては画期的な作品であり、後のスーパーロボット大戦シリーズを予見するような作品である。事実、同シリーズのチーフプロデューサーである寺田貴信はこの作品を見て企画に確信を持ったという。 長谷川裕一自身も同シリーズのファンであり、関連のアンソロジーコミックでもいくつかの作品を発表しているが、『スーパーロボット大戦α』の前日談として設定だけが存在した恐竜帝国(ゲッターロボの敵役)との戦いを描いた『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』のストーリーは、その後制作された『スーパーロボット大戦α外伝』の公式設定として取り入れられることとなった(DC版の『α』にはこれに関連したPS版からの変更が若干存在する)。また、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』は(個別の人物・機体レベルではこれ以前にも例があるものの)漫画作品としては初めてスーパーロボット大戦シリーズに登場した作品(登場作品は2003年の『第2次スーパーロボット大戦α』)であり、以後の同シリーズの新規参戦作品の多様化のきっかけとなった作品としても知られる。 ちなみに、自作品のクロスオーバーのみでスーパーロボット大戦風のストーリーを構築するという手法を用いた『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』という同人作品も発表している。 南田操のライトノベル。イラストを担当している。南田が『轟世剣ダイ・ソード』文庫版第3巻に寄稿した解説によると、『スタージャッジ』に触発されて制作した自主アニメがルーツであるという作品。 山本弘による『空想科学読本』の批判書。本文イラスト監修で参加。山本の著書には長谷川裕一作品がよく取り挙げられている。 この他時期・タイトル共に不明だが、学研の「学習」に掲載されていた水沢蝶児の小説の挿絵を担当したこともある。 同人活動自体は松田一輝の元に行く前(この頃ともなると漫画同人の黎明期である)から行っている。自主制作アニメ『スタージャッジ』もその1つである。 2000年以降「スタジオ秘密基地」というサークル名でコミックマーケットに参加している。主な作品に『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』『ドウラ 魔界編』など。 新名昭彦の漫画作品。作中に登場しているアフロダイAの漫画版オリジナルO.P.M「オッパイロケットパンチ」のアイデアを読者に混じって応募して採用されている。 ホビージャパン誌上で、クロスボーン・ガンダムをモチーフとする武者尖駆琥狼主のデザインが募集された際も投稿し、結果的に本人の案を元にデザインされることとなった。しかし、この企画に参加した一般読者の中にはこの結果に不満を持つものも多く、「本物である本人の案が採用されるのは不公平ではないか」「出来レースだったのではないか」と言う声も上がることとなってしまった。 稲葉振一郎による長谷川裕一の漫画をテーマにしたSF評論本。長谷川裕一へのインタビューと筆者による分析によって長谷川漫画の持つSF性について考察している。 誤変換に気づかずなのか「長谷川祐一」と表記されているWebページが多く見られるため[4]、サーチエンジン等を利用する際は注意が必要である。 あまり知られていないが名前の「裕一」を「ゆういち」と読ませるのは実はペンネームである。本名は同じく「裕一」と書いて「ひろかず」と読ませる。 自画像は『マップス』連載終盤頃から同作に登場するニュウ・エイブが使われている(知人に似ていると言われたらしい)。 「悪役怪獣・怪人王選手権」に出場した際、アシスタントに自らを総統と呼ばせていた。公式ブログのスタッフコメントを見る限り、現在でも同様のようである。 『ベルセルク』の作者三浦建太郎は長谷川裕一作品のファンとしても知られており、アイデアの素晴らしさに中学時代から影響を受けていると同人誌のインタビューに答えたこともある。 『機動新世紀ガンダムX』にカトキハジメとともに「設定協力」としてクレジットされているが、これは同作のタイトルが当時連載中だった『機動戦士クロスボーン・ガンダム』(機動戦士Xガンダム)とイメージ的にかぶるため、制作側が配慮したものである。したがって実際には同作には参加していない。[5] ^ 『ダイ・ソード』単行本第1巻のあとがき漫画での本人のコメントや、『飛べ!イサミ ダッシュ』単行本第3巻の笹本祐一の寄稿には、評したのは漫画家のくら☆りっさであると書かれているが、実際には「くらが1990年夏のコミックマーケットで発行した『マップス』の同人誌の中で、岡昌平が評している」である。 ^ 個人サイトのみならず商業サイトや出版物にも見られる。中には本人が直接関わっているにも関わらず誤表記されている書籍も存在する。 |
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