取り調べとは?/ ディック
[ 232] 取調べ可視化 最前線 — 取調べ可視化についての最新情報や捜査・刑事裁判等に関する様々な情報を発信します
[引用サイト] http://blog.kashika-suishin.com/
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4月から全国の地検で取調べの録画・録音が拡大されるが、最高検は「撮影は一部にとどめ、全過程では行わない」との方針を表明した模様。この判断は、検事へのアンケートに基づく。アンケートでは、全過程を撮影すべきだという意見はなく、むしろ「容疑者の供述の矛盾を厳しく問えず、十分な追及ができなくなる」「雑談や笑いもある取り調べを公開し、被害者や遺族が目の当たりにしたら、捜査機関に極度の不信感、嫌悪感を抱くかもしれない」などの意見が多かったという。 翻って検事のアンケート結果をみると、取調べでは雑談や談笑する場面があるということや、検事は矛盾を厳しく追及しているつもりでも第三者が見れば単なる「詰問」「押しつけ」といった類の取調べがなされているという事実があることが窺える。 すでに作成された自白調書を中心に質問するというが、結局自白調書をなぞるだけで、自白調書の作成過程はブラックボックスのまま。自白調書の作成過程が明らかにならないと、任意性の判断などできやしない。まやかしの「可視化」という感を拭えない。 「取調べの可視化が実現されていない現状」と不当な誘導の疑いから自白の任意性が否定された例〜富山地裁 取調べ状況がはっきりしないことと不当な誘導があった疑いが残るとして、自白の任意性を否定して無罪判決がなされた。 以前、愛媛県警の警察官のパソコンの中にあった捜査関係書類がWinnyにより流出したという件があり、その流出ファイルの中に愛媛県警の「被疑者取調べ要領」なるものがあったことから、その件について このブログでも紹介しました。 最近刑法学者で高名な中山研一先生も、ご自身のブログでこの「被疑者取調べ要領」を取り上げコメントされています。なお、先生のブログで言及されていますが、日弁連の報告書の資料の中に「被疑者取調べ要領」が資料として添付されています(下記リンクから直接PDFで読むことができます。なお、こちらでご覧になってもいいかもしれません。)。 国際人権(自由権)規約に基づき提出された第5回日本政府報告書に対する日本弁護士連合会報告書【付属資料】 改めて読んでみましたが、「自白」獲得のための取調べのノウハウには驚きました。密室での取調べだからこそ一層効果的なテクニックになると思われます。 報道によれば、アメリカ政府が発表した世界各国の人権に関する報告書の中で、日本に関し、富山のえん罪事件に言及、同事件についての最高検察庁の検証結果に触れて、「多くの被告が弁護士に接見する機会を十分に与えられていないと考えていて、裁判手続きは検察側に有利だ」と指摘したとのこと。 警察庁は、ここに来て一転した。報道によると、2008年度から取調べの一部の録画・録音を試行し、2年内にその成果を検証するという。しかし、取調べの一部の録画・録音にとどまり、全面的な取調べの録画・録音を試行するわけではない。 大阪府警本部で詐欺事件の取り調べ中に机をけり、男性被告(67)を骨折させたとして、特別公務員暴行陵虐致傷容疑で書類送検された府警捜査2課の警部補(37)について、大阪地検は3日、「示談が成立し、被害者が処罰を望んでいない」などとして起訴猶予処分とした。 供述調書への署名指印の拒否などを勧めた弁護活動を「弁護過誤だよな」などと言って被疑者の面前で批判した検察官(副検事)ってどうよ |